夢のために動きます。その意志表明。
日本の街並みに着物姿を溢れさせたい。
日本に住んでいる人で
100人に1人
着物を着て街にでかけたら
日本の街並み、風景はかわると思います。きっともっと素敵になる。
すでに着物を着ている人が、もっと着物を楽しめる。
いつかは着物を着てみたいと思っている人が着物を着るきっかけとなる。
今まで着物に興味はなかったけど、着てみたいなって思ってもらえる。
そんな活動をこれからもしていきたいです。
写真は出勤途中に銀座で撮影したものです。コーヒー片手にポーズ決めましたが、人通り多いところは恥ずかしいですね😅
■着物 : 大島紬(臈纈染)
■帯 : 博多織
■羽織 : 御召
——————————————————
■Instagramもぜひフォローお願いします😊
taishi_sashikubi
https://www.instagram.com/taishi_sashikubi/
ジャカルタ→台湾→着物を着はじめました。
着物を好きになって、着始めて、
丸4年が経ちました。
着物生活も5年目に突入です😊
僕が着物に興味を持ったきっかけは
日本を離れ、他の国の文化に触れたことです。
学生時代はマレーシア、シンガポール、カンボジア、ベトナム、インド、上海、、とアジアの国々を旅行し、
卒業後はNPOに所属し、インドネシアのジャカルタ、そして台湾で暮らしました。
様々な国で、自分が知らなかった、知ってはいたがコレがそうなのか!
という様々な食文化、住文化、衣文化に触れるたびに好奇心旺盛な僕はワクワク、ウキウキと心踊りました。
しかし、その一方で(とくにその国の都心部では)なんか見たことあるなぁ、、、同じような景色だな、、、
と感じる事も多々ありました。
どの国も経済が発展すると、銀色の立派なビルが建ち、カジュアルはTシャツ、デニム、、フォーマルはスーツやドレス。
文明化が進むことで、その土地の、その風土から生まれた文化が感じられなくなっていく。
世界が同じような景色になっていくことに寂しさを感じました。
(高層ビルやデニム、スーツが悪いわけでは決してないです。)
私が生まれ育った日本はどうなんだ?やはり日本も同じように経済が発展し文明化が進むにつれ、感じることができなくなった文化があるのではないか?と考えました。
(日本の場合は西洋化と先の大戦での敗戦が文化に大きな影響を与えたということは後に知りました。)
そんなことを考えているときに、スマホの画面に表示されたのが、
「リオ五輪の閉会式で小池百合子都知事が着物で参加された」という一件のニュース記事でした。
この時、僕はビビッときて、
「そうだ!着物だ!日本には着物があるぞ!」と感じました!!
(嘘ではなく、ほんとにビビッときました。
もともと洋服が好きで、着る物に興味がありました。ジャカルタではお金があまりなく、一食100円で済ますような生活をしていましたが、気持ちが抑えられず1000円のバティックを買ってしまう、、そのくらい着る物は好きでした)
日本に帰国した僕はすぐに上野の男着物専門店藤木屋さんに行き、着物、半襦袢、腰紐、角帯、草履を購入しました。
そして、都内の着物屋(百貨店、チェーン店、町の呉服屋など)を30店ほどおじゃました。
そして出会ったのが現在私が勤めている博多織の織元OKANOです。
これが僕の着物生活のはじまりです。
着物に関する知識は掘っても掘っても湧き出てきてキリがありません。
欲しい着物、帯、羽織、羽織紐、、、
キリがありません!
沼です!!
しかし、僕は着物に出会うことができて幸せです。人生がより豊かになったなと感じています。
(この4年のうちに着物を着ない空白の3ヶ月はございましたが💦)
今後も着物を好きであり続け、着物をはじめ、素敵な文化に触れ、それを伝えていける人間でありたいと思います。
着物生活5年目突入という節目に、これまでを振り返り、こらからの気持ちをまとめてみました。
長分失礼しました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました😊
2020年10月30日 指首太志
——————————————————
taishi_sashikubi
実は下半身が大事!メンズ着物、浴衣をおしゃれに着るコツ
こんにちは。
着物と浴衣を年に300日は着るキモノイスタの指首太志(さしくびたいし)です。
今回はおしゃれに着物、浴衣を着るポイントをご紹介します。
多くの男性は着物、浴衣に着慣れてないですよね?
ほとんどの男性は年に一回、夏の花火大会に浴衣を着るぐらいだと思います。
そうすると、どうしても着慣れてない感、浴衣に「着られている」感がでてしまいます。就活を始めたばかりの学生のスーツ姿と同じですね。(どんな分野でも誰でも最初は初心者、仕方ないというか、当然のことだと思います)
でも、どうせ着るならカッコよく!おしゃれに!着慣れている感!で着物・浴衣を着たいですよね。
そこで今回お伝えする、着こなしのポイントは3つ!
・帯は高さは低め(ヘソより下)
・下半身はタイトに
・衿の形はVネック
メンズの着物・浴衣の着こなしは顔近くの衿合わせも大事ですが下半身も大事です。
それではポイント3つについて詳しく説明していきます。
帯の位置
帯を締める位置はヘソの下、腰骨の上がオススメです。
帯がヘソにかからない位置で、腰にあるグリグリとした骨の上を
帯が通るように締めるのが最適です。
注意としては帯の位置が高いと幼い印象になります。
子供の浴衣姿を見ると帯が高めなのがわかります。帯の位置が高いと幼く、かわいい印象になります。(女性の帯の位置も男性より高めです)
なので、メンズは帯の位置は低めがオススメです!
これだけでも、着慣れている感がかなりアップします!!
また、痩せ型、普通体型の人は歩いたり、座ったりすると、帯の位置が上にあがってきます。なので、帯が上がってきたら下におろしてください。帯と着物(浴衣)の間に両手の親指を入れて、グッと下に押すだけです。これだけです。
また、この仕草をさらりとできると、「あの人着慣れているな」って思われます。たぶん。
(強く下に押しても、お尻がストッパーの役割をはたして下がりすぎることはないので安心してください。)
おなかポッコリ男子の方は、ポッコリしたおなかの下に沿って帯を巻けば、上はおなか、下はお尻がストッパーになり、しっくりと帯を締めることができます。
(私は痩せ型なので、体感はしてないですが、そうらしいです。)
【話の脱線】
よく着物や浴衣はおなかが出ている人のほうが似合うといいますが、これは少し違うと私は思います。
厳密には、おなかが出ている人も似合うのが着物・浴衣です。
100年ぐらい前まで痩せている人も太っている人も日本人はみんな着物・浴衣をきていました。着方のコツをつかめばどんな体型でも着物・浴衣は似合います。
そのポイントの一つが帯の位置は低め(ヘソより下)です!
下半身はタイトに
ポイントの2つ目は下半身のシルエットです。
下半身(帯より下)はタイトにするのがオススメです。スカートのように裾を広げたりすると、どうしてもシルエットが汚くなるのと、着崩れの原因になります。
下半身をタイトに着るコツは、着物(浴衣)を着るときに、
お尻(下半身で一番太いところ)に沿って着物(浴衣)を巻いてあげるように着ることです。
具体的に説明しますと、着物(浴衣)の下前*の褄先*を少し上にあげ巻きつけるように、上前*も同様に褄先を少し上にあげて着物(浴衣)をお尻に巻きつけるように纏います。
そうすると下半身がシュッとした印象になります。
*褄先=着物(浴衣)の裾の端。
*下前=着物(浴衣)の内側。外からは見えないほう。
*上前=着物(浴衣)の外側。外から見えるほう。
↑の説明は理解が難しいと思いますので、「下半身はお尻に沿うように巻きつける」
とだけ覚えてください。余裕があれば「裾の先端(褄先)を少しだけ上にあげるとさらに
綺麗なシルエットになる」と覚えてください。
【補足】
下半身を綺麗なシルエットにすると、大股で歩く男性にとっては歩き辛いです。
なので、綺麗に着たら仕上げに「股割り」をします。
やり方は
・帯があがってこないように下に押す。
・相撲の四股(シコ)を踏むようなイメージで腰を落とす。
(安心してください!はいてますよ!のポーズ)
・もとの態勢になおり、裾を少し整える。
これでだいぶ歩きやすくなります!
衿の形はVネック
基本は衿元もタイトにVネックの形に合わせるのが良いと思います。
衿を豪快に開けて、肌を見せるワイルド系な着こなしもありますが、私のオススメは見せ過ぎない、チョイ見せのVネックです。(チョイ見せがやっぱりセクシーですよね)
鎖骨がチラり見せるぐらいがオススメです。
夏の浴衣は涼やかに少し多めに首元が見えてもいいと思いますが。
ほどほどがいいと思います。
着ていると、どうしても衿元が大きく開けてきてしまう時がありますね。
そんなときは、衿先を下に、体に巻きつけるような感覚でひっぱると綺麗に
衿元が整います。
ポイントは、ただ下にひっぱるのではなく、体に巻きつけるように下にひっぱることです。ただ下にひっぱると上半身全体が下にズレてシルエットが崩れてしまいます。
体に巻きつけるように下にひっぱると、上半身のシルエットを整えつつ衿元を綺麗にできます。
【話の脱線】
I A Yライン
着物・浴衣のおしゃれなシルエットは洋服でいうところのIラインです。
裾がスカートのようになるシルエットAラインはオススメしません。
上級者の中には、下半身はタイトに上半身はすこーしルーズに着るシルエットYラインを好む人もいます。上手くYラインで着こなすと、着慣れている感を演出できますが加減は難しいです。
まずは、下半身、上半身共にタイトなIラインのスタイルをオススメします。
着慣れてきたらYラインに挑戦しましょう!その時も下半身はあくまでタイトに!!
まとめ
今回お伝えした、着物・浴衣の着こなしのポイントは3つ。
・帯は高さは低め(ヘソより下)
・下半身はタイトに
・衿の形はVネック
まずはこの3つを意識して着てみてください。それだけでも、かなりカッコよさ、おしゃれさ、着慣れている感が増すと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでもお役にたてたら嬉しいです。
指首太志
メンズ浴衣を選ぶときのポイント3つ
こんにちは
着物、浴衣を1年に300日は着るアラサー男の指首太志(さしくびたいし)です。
今回は浴衣を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。
結論から言いますと「見た目が好きなものを選んでください」
以上!
なんですが、どんなデザインがあって、どんな素材があって、サイズ選びのコツはこんなんで・・・と
なるべく簡単に簡潔にご紹介したいと思います。(ちょこちょこ豆知識も入れますが)
この記事がみなさんの浴衣選びのご参考になったら嬉しいです。
目次
■ポイント① デザイン(意匠/いしょう)
■ポイント② 素材
■ポイント③ 寸法(サイズ)
■おわりに
ポイント① デザイン(意匠/いしょう)*
先ほど結論でお伝えしたとおり、浴衣は見た目で選んでください!わくわくと!
そんな事わざわざブログに書くことでもないじゃん!と思われてしまいそうなのですが、
このあと、浴衣を着物風に着ることや、素材の話しなどを紹介していく中で、
「なんか難しそう」と思ってほしくないので、ここはあえて何度も強くお伝えしときます。
難しく考えず見た目で選んでください。洋服選びと同じです。
(浴衣や着物もとって~も奥が深いので、考え出したらキリがありません。
そこがまた魅力なのですが、まずは気楽に見た目で選んでください。)
で、実際にどんなデザインの浴衣があるのか、大きく3つにわけてご紹介します。
■無地
紺、茶、白、赤など一色の浴衣。
なんといってもシンプルなので便利で着やすいです。
特に紺色は日本人の肌色に合いやすいので迷ったときは紺色を選べば間違いはないかと思います。もちろん他の色や、涼しそうな見た目では抜群の白色に挑戦してもいいかと思います。
■縞:江戸で流行した「粋」な紋様。
細くこまかいものから太く様々な色を組み合わせた縞まで、縞と言っても種類は豊富です。細かな縞は遠目に見ると無地に見えるものもあります。
(もともと南方の島国から伝わってきた紋様で、島渡りの紋様→「シマ」紋様と呼ばれるようになったそうです)
■柄物:花、麻の葉、トンボ、市松・・・など色柄は豊富にあります。
メンズの着物はレディースに比べると圧倒的にシックなものが多いですが、浴衣はメンズでも遊び心満載なデザインが多いです。夏ってやっぱりどこか解放的な気分になりますし、思い切ったデザインで遊ぶのもいいかと思います。
(私も着物はシックなコーディネートが多いですが、浴衣は少し派手に遊ぶこともあります。)
また、日本の紋様には素敵な意味合いが込められてます。
例えば、
「麻の葉」は魔除け、健康
「亀甲」は長寿
「青海波」は宇宙や神の霊波をあらわし、縁起がいい
などなど・・・
そんな意味合いを知った上で選んでも楽しいですね。
ここで少し話しが発展しますが、最近は9月~10月初旬のまだまだ残暑が厳しい頃に着る「秋浴衣」なんて文化が生まれてきました。
シンプルな浴衣は中に襦袢*を着て、浴衣を着物風に着ることもできちゃいます。
また、派手な浴衣をシンプルな浴衣や着物の下に着て、ちょい見せ!なんてスタイルもあります。
(他にも浴衣のいろんな着方がありますので、また今度紹介できたらと思います)
シックな浴衣、派手な浴衣、どちらを買っても次の着物スタイルに活かせちゃいます。
どうぞ直観で好きなデザインを選んでください。心がワクワクするほうを是非!
(浴衣デビューの次は着物デビューして頂きたく、勝手に秋のスタイルを見越した提案をしております。)
*襦袢:着物の下に着るインナー。着物と同じような形をしてます。
着物と同じように肩から足までの長さがある長襦袢
肩から腰までの長さの半襦袢
衿だけ襦袢のような形をしたTシャツ襦袢などもあります。
*意匠:着物の世界ではデザインのことを意匠と呼びます。着物屋で店員さんが 「意匠」と言ったらデザインのことだなと思って頂いて大丈夫です。
ポイント② 素材
浴衣の素材のルーツは木綿です。浴衣のルーツは平安時代に入浴の際に着られていた湯帷子(ゆかたびら)、つまり入浴着だったのです。
時代が進み、入浴後のバスローブのような着方になり、
江戸時代には夕涼み時のちょい外出着にも着られるようになりました。
そして現代では花火大会、夏祭りの定番になってますね。
現代の浴衣は木綿の他にも麻や綿麻、化繊など素材も様々です。
それぞれの素材にはどんな特徴があるかご紹介します。
■木綿
浴衣の定番。洋服のTシャツやデニムも木綿ですので、私達にとってはとても馴染み深い素材ですね。
メリット
・比較的安価(コーマ地、紅梅、絞りなど、お高めの生地もあります。)
・麻より風合いが柔らかい
・家で洗えます
デメリット
・洗うと多少縮む
・シワはできる
・麻と比べると暑い
■麻
ザラっと、さらっとした「シャリ感」が特徴。汗をかいても乾きやすく、
風が通る涼しさは格別。
メリット
・涼しい!(見た目も、着心地も)
・すぐ乾く!
・基本は家で洗えます(高級な麻の着物はプロにまかせるのが無難)
デメリット
・木綿に比べるとお値段がお高め
・シワができやすい(しかし通の間では「麻はシワ感を楽しむもの」なんて言われます)
・麻100%だと透けるので、襦袢などのインナーが必要かも
・木綿ほどではないが、洗うと多少縮む
■綿麻
木綿と麻のハイブリット。木綿と麻のいいとこどり!
(私は綿麻の浴衣をよく着ます)
メリット
・木綿のやわらかさと麻のシャリ感の両方を兼ね備えている。
・麻100%のものよりはお値段お安め
・あまり透けない
デメリット
・洗うと多少縮む
・涼しさだけで言うと麻100%には勝てない
※木綿と麻の割合によって特徴は変化します。木綿70%、麻30%や木綿も麻も50%などの割合が一般的です)
■化繊(ポリエステル)
一昔前までは「化繊は蒸れる!見た目が安っぽい!」と悪者のように嫌われてました。
しかし!最近はテクノロジーの進化(東レさんの企業努力)で着心地よく、見た目もいい化繊浴衣も増えてきました。
その代表格が東レの「セオα」です。
また、先述の天然素材はほっこりとした、「The和」のような雰囲気が持ち味ですが、化繊の場合は光沢感、ツヤ感がありモダンなデザインとの相性がいいです。
メリット
・洗濯しても縮まない!
・サラサラした着心地
・生地感がモダンなデザインと相性いい
デメリット
・汗をかいた時に肌にペタペタ貼りつく感がある
(↑新素材の登場で改善されてきました。)
素材はあくまで、浴衣を選ぶ際の参考程度に頭の片隅に置いといてもらえばと思います。
私もはじめて着物、浴衣を選ぶときは店員さんに色々と教わったのですが、
なんでやたら素材の話をすんだろう?と不思議に思いました。
洋服を選ぶときって見た目、デザインで買って、着て、洗濯するときにはじめて素材を確認する程度ですよね。(私は洗濯するときすら確認してませんでした・・・)
浴衣や着物が素材を重視する理由は、
・洋服と違って、形は基本同じなので素材の違いで楽しむ。
・大きな布をまとうように着るので、素材が着心地に与える影響が大きい。
この2つだと思います。
また同じ素材でも織り方や特殊な加工で変化をつけた生地もあります。
浴衣だと「しじら織」なんかが有名です。(洋服の生地で言うシアサッカー)
生地の表面に細かな凹凸があって、肌に触れる面積が少ないので夏に快適です。
他にも綿紅梅、絞りなどいろいろありますが、
最初は深く考えず、まずは見た目で選んでもらえたらいいと思います。
ポイント③ 寸法(サイズ)
プレタ*の浴衣を購入する場合、押さえるべきサイズのポイントは1つ、
「身丈で選ぶ」です。
(*プレタ:プレタポルテの略/マイサイズにオーダーメイドするのではなくて、すでに仕立てあがっているもの)
身丈の目安はあなたの身長-27㎝です。私の身長は164㎝なので身丈は137cmが目安になります。
ぴったし身丈137㎝の浴衣が売っていればいいのですが、
Sサイズの身丈は135㎝、Mサイズの身丈が140㎝なんて場合もたびたびあります。
そんなとき私は自分の身丈より長いMサイズを選びます。
身丈が短いのはどうしようもできないですが、長いのは着方次第で調整できます!
試着したときの目安は
・帯を締めずに浴衣を羽織った状態で、床に触れるか触れないかの長さ
・帯を締めた状態で、足のくるぶしが隠れるか隠れないかの長さ
もちろん浴衣も洋服と同じで、裄丈(肩と腕の長さ)、身巾などの細かな寸法があります。
欲を言えばすべての寸法が自分にぴったしな浴衣が欲しいと思いますよね。
でもプレタでそれを実現するのは難しいんです・・・
でも、自分に適した身丈の浴衣を選べば、裄丈や身巾が極端に長い、短いってことはほぼないです。
プレタ浴衣は万人が(ぽっちゃり体型、ムキムキマッチョでも)着れるように
身巾が広めにつくられてます。
(痩せ形の私からするともう少し身巾を狭くしてほしいなって思いますが)
しかし、身巾が広いぶんにも、着方の工夫である程度綺麗に着れちゃいます。
ちなみに裄丈の理想は手首のグリグリが隠れるぐらいの長さですが、多少長い、短いはそこまで神経質になる必要はないかと思います。
もともと着物も浴衣も大きな布で体を包むように着るものなので、着方である程度はカバーできちゃいます。
着慣れてくると、身巾をもっと狭くしたい、裄をもう少しだけ長くしたいなどのこだわりが生まれてくるかもしれません。
そしたらマイサイズのオーダーメイド「お誂え」をしちゃいましょう!
(こだわりはじめると奥が深いです。とても。そしてマイサイズの浴衣は着やすいです。とても。)
ちなみに、
夏の浴衣は身丈や裄が多少短くても、涼しそうに見えるのでアリだと思います。
しかし、短いのは「幼い印象」になることは頭の中に入れておいてください。
洋服の半袖、短パンコーデがどうしても幼く見えてしまうのと同じです。
丈の長さは好みですが、短すぎるモノはオススメしません。
復習ですが、浴衣のサイズを選ぶポイントは自分にあった身丈を選ぶ。
自分に合う身丈の目安は身長-27㎝です。
(身丈が長い浴衣、身巾が長い浴衣の上手な着方に関してはまた今度別の記事でご紹介できたらと思います。)
おわりに
今回は浴衣選びのポイントを3つに絞ってご紹介しました。
・デザインは好きなものを選ぶ(自分がわくわくするもの)
・素材はいろいろあり、それぞれ特徴があるけどまずは見た目で選ぶ
・サイズは自分にあった身丈を選ぶ(自分に合う身丈の目安は身長-27㎝です)
この生地を読んでいて、はじめて聞く単語や、さらなる疑問が生まれたかと思いますが、今回は深くは言及しません。
私もこの記事を書いていて、どこまで書くのがいいのか、ここは伝えたいが、この単語を使うと話がややこしくなるよな・・・などと、とても悩みました。
で、今回は浴衣を選ぶときの最初の読みものとしてなるべく簡単に簡潔に書くよう心がけました(どうしても補足や脱線が増えてしまいましたが・・・)
今後も、さらに踏み込んだ情報や、みなさんの疑問にお答えできるような記事を
書いていけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
TAISHI